[最終30位] 疾風返しダーテング×負けん気トルネロス [ダブルバトルシーズン13]

 ・はじめに

  こんにちは、ないというものです。今回ダブルバトルシーズン13で最終30位を取ることが出来ました。一度構築記事というものを書いてみたいと思ったので今回初めて書かせていただきます。拙いところもあるかもしれませんがご了承のほどをお願いします。

 

自己紹介

  自分は某ロマンギミックパーティーの使い手の方の動画を見て面白そうだと思ってポケモンSVからダブルバトルを始めました。しかし前期は最終6200位、前々期は最終2800位と正直強いプレイヤーではありませんでした。実際マイナーなポケモンやネタ寄りのポケモンで遊びがちな人間ではあったのですが、今期は何故か中盤に凄く勝てたのでこれはワンチャンあるんじゃないかということで初めてシーズンというものを意識してプレイした期間だったと思います。

 

構築経緯

  最初のコンセプトは、初手にヒスイウインディをめっちゃ出したくなるような見た目の構築を組んで負けん気地面テラバトルネロスで狩って気持ちよくなるという、まあ言ったらネタ的なものでした。その時の最初の構築がこちらです。

  その後、相手のトルネロスに強い枠として採用していた岩オーガポンと追い風枠のトドロクツキをダーテングに圧縮、その分をパオジアンがキツ過ぎたため水ウーラオスに割り当てて構築が完成しました。

 

 

・各ポケモンの詳細

  @気合の襷  霊テラスタル

性格:意地っ張り  特性:風乗り

H177(92)-A167(252)-B88(60)-☓-D81(4)-S113(100)

追い風・疾風返し・グラススライダー・叩き落とす

 

・A+1フィールド補正込みグラススライダーでB4振り水ウーラオスを75%の乱数一発!()

 

  トルネロス入りにはほぼ100%で初手に投げていた。トルネロスは殆どの場合ダーテングに触ることが出来ず安定して追い風を張れ、風乗り後はかなり火力が出るので相手のトルネロスを放置して適当に殴るだけでいーじーうぃんすることもあった。

  疾風返しが活きる場面は実際多くはなく守るに変更したりもしたが、何故か疾風返しを入れてる時のほうが勝てた。疾風返しは絶対に決まるor相手に先制技を打たせなければ盤面が良くなるみたいな時以外は使わないほうが良いと感じた、割とスカる。

  ダーテング自体がマイナー寄りなポケモンではあるが、その中でも疾風返しや後投げゴリランダーからのグラススライダーは初見殺しになった。そしてトルネロスと並ぶとトルネロス側が追い風するように見えるためダーテングが追い風してトルネロスが殴るという動きも相手の意表を突けた。

 

 

@持ち物無し  地面テラスタル

性格:意地っ張り  特性:負けん気

H163(68)-A182(244)-B91(4)-☓-D101(4)-S155(188)

守る・追い風・地面テラバースト・アクロバット

 

  最初に言ってしまうと流石に悪戯心のほうが汎用性も高く強い。しかし最初のコンセプトが負けん気でヒスイウインディを狩って気持ちよくなることだったのでそこは変えられず。

  ただやはりランクマッチでの初見殺しは強く、刺さる構築には滅法刺さった。例えばトルネロススタンのような構築には初手にトルネロスとヒスイウインディを投げられることが多く、そこに対してダーテング追い風トルネロス地面テラバーストでウインディ処理、さらに裏から地面テラスしたトルネロスを抜群先制技で処理しようとするゴリランダーや水ウーラオスに対してダーテング疾風返しトルネロスクロバットのような気持ちの良い処理が何回も出来た。

 

 

@神秘の雫  毒テラスタル

性格:意地っ張り  特性:不可視の拳

H193(140)-A200(252)-B121(4)-☓-D92(92)-S120(20)

守る・アクアジェット・毒突き・水流連打

 

  最初は普通の水テラスタルインファイト型で使っていたが上から草技や電気技に縛られたりするのが辛く、インファイトを打つ場面もあまり無いように感じたため毒テラス毒突きに変更。自分のパーティーには毒菱が刺さっていたため毒寿司に対する無理やりな対策にもなり得た。毒テラスウーラオスの刺さりはかなりよく、環境にもっと毒テラスが増えても良いように感じた。耐久振りもかなり活きた。ちなみに自分は剣盾をやっていなかったため藍の円盤にて初ゲット。

 

 

@突撃チョッキ  炎テラスタル

性格:意地っ張り  特性:グラスメイカ

H193(140)-A194(252)-B117(52)-☓-D98(60)-S106(4)

猫騙し・グラススライダー・10万馬力・ウッドハンマー

 

  極々普通のゴリランダー(多分)。特に書くこともないので余談だが自分はポケモン種族値をあまり覚えられていないので基本的に追い風中は上から殴れる、それ以外は上から殴られるくらいの気持ちでプレイしている。

 

 

@Sブーストエナジー  水テラスタル

性格:臆病  特性:古代活性

H156(204)-☓-B89(108)-C162(52)-D156(4)-S190(140)

守る・甘える・凍える風・マジカルシャイン

 

  元々甘えるの枠はシャドーボールだったが、シャドーボールを打つ機会が無いかつ合体寿司へのメタとして甘えるを採用。パオカイ相手にも甘えるはかなり刺さった。マジカルシャインムーンフォースは一長一短かなといった印象。テラスタルは寿司相手以外には基本ハバタクカミに切らないため水を採用。甘える採用前の努力値振りのまま使っていたためSブーストミラーを意識してもう少し耐久や火力を素早さに回しても良かったのかもしれない。

 

 

@命の珠  霊テラスタル

性格:控えめ  特性:災いの珠

H131(4)-☓-B100(0)-C205(252)-D140(0)-S152(252)

守る・身代わり・悪の波動・熱風

 

とにかく身代わりが強かった。イエアルマやパオカイ、寿司等の色んなデッキ相手に刺さった。ダブルバトルは守るを採用ことが多いため、見えないアドバンテージを取れる身代わりはもっと採用されていい技なのではないかと感じた。

 

 

・パーティーの全体感

  正直最強構築かと言われると決してそうではないと思うが、割とどんな構築相手でも戦えるようなパーティーにはなったと思う。今回初めて上位帯を戦って感じたことはランクマッチでは強いポケモンをややテンプレートからずらした形で使うのが強いということ。自分のパーティーならハバタクカミの甘える、イーユイの身代わり、ウーラオスの毒テラス毒突き等(負けん気トルネロスは流石にずらし過ぎて強くない)。ただ上位帯は思ったより普通に再戦があったので型バレには注意しないとなとも感じた。

 

 

・終わりに

  構築単位の立ち回り方なども書いても良かったのですが、レギュレーションも変わるということで今回は省かせていただきます。正直知識も経験もプレイングスキルも無い自分が最終二桁順位を取れるとは思ってなかったです。ポケモンは他のゲームよりもより試合中より準備段階が大事なゲームなのかなと感じました。

 

 それでは以上とさせていただきます。ここまで読んでいただき本当にありがとうございました!